当協会依存症リカバリーソーシャルワークチームでは、
昨年度インストラクショナルデザインを採用し、研修を大幅にリニューアルいたしました。
MSWが一般医療機関の臨床場面で遭遇する事例を作りこみ、事例演習を中心にした実践力向上を目指した内容になりました。
MSWが依存症患者や家族の回復支援を目指して、「治療ギャップ」「相談支援へのつながりにくさ」「偏見・差別」等の解消に具体的に取り組んでいきます。
アルメガネ（アルコール依存症に関する知識）をかけると、見ようとしないと見えなかった課題が見えるようになり、
いつもの退院支援や受診受療などの援助の場面において戸惑う人もいるかもしれません。

本研修では、そのような戸惑いや迷い、困難感など、支援者が実際に抱く感情や思考を共有しながら、
一歩前に出るためのソーシャルワークを講師陣、参加者の皆さん一丸となって探っていきます。
回復支援に関心がある人は誰もが同志です。
回復者たち（本人や家族の立場の方々）と車座ミーティングで出会い、語り合いながら、
人と社会に働きかけるソーシャルワークを作り上げていきましょう。
一人でも多くの皆様のご参加をお待ちしております。
≪注≫一般医療機関のMSWの事例を用いて回復支援を学んでいきます。
　　　他機関他団体が提供する依存症関連研修を受講された方でも、本研修を合わせて受講いただくことで
　　　一般医療機関ならではの支援力向上を目指すことができます。

・申し込み期間：2023年9月25日（月）～10月27日（金）
・研修日程 ：
　　①オンデマンド視聴　2023年12月25日（月）～2024年2月9日（金）
　　②ライブ研修 2024年2月23日（金・祝）10時～17時30分
・申し込み先 ：日本医療ソーシャルワーカー協会研修申し込みサイトより
　　　　　　　　https://www.jaswhs.or.jp/?dm=true#kenshukai　　　　
・対象 ：正会員・賛助会員・非会員　（非会員の方、大歓迎です）
・費用 ：4,000円
・お問い合わせ：公益社団法人日本医療ソーシャルワーカー協会