2025年10月20日（月）に会員の皆様から募集した【医療ソーシャルワーカー業務指針 日本医療ソーシャルワーカー協会改訂案】のパブリックコメントについて、多くのコメントをお寄せいただき誠にありがとうございました。

今回の医療ソーシャルワーカー業務指針改訂にあたっては、厚生労働省より日本医療ソーシャルワーカー協会（以下、本協会という）に意見を求められ、2025年9月29日にお知らせしたとおり、本協会内に業務指針改訂検討チーム（以下、改訂チームという）を設置しました。厚生労働省との調整のなかで、限られた時間で意見を提出する必要があったことから、実態調査等を実施することはできませんでしたが、厚生労働省が示している各種ガイドラインや平成30年の社会保障審議会福祉部会福祉人材確保専門委員会の報告書「ソーシャルワーク専門職である社会福祉士に求められる役割等について」等を踏まえて、改訂チームにて改訂案を作成し、本パブリックコメントを募集することで、医療ソーシャルワークを実践、研究する会員の皆様の意見を踏まえたものとさせていただくこととしました。

皆様からお寄せいただいたコメントの内容について改訂チームで検討した結果を踏まえ、2025年11月10日に厚生労働省に本協会からの意見として改訂案を提出いたしました。

改訂チームのパブリックコメントに対する回答および厚生労働省に提出した業務指針改訂案新旧対照表を以下のとおり公開いたします。

なお、パブリックコメントでいただいた語句や表現、記載順についてのご意見は以下のように整理し回答とさせていただきます。
●適切と考えられる語句を整理し、表現の揺らぎを整えるなどの対応を行いました。
●すべての医療ソーシャルワーカーが標準的に行うべき業務を示す指針であり、本業務指針の内容を限定的に解釈されることを避けるため、対象者や制度等を特別に列挙することは最小限にとどめることを原則としました。
●項目の記載順については、重要度の順番ではないことを前提として、分かりやすいと思われる順番を考慮しました。

その他にいただきましたコメントの回答につきましては以下にお示しいたします。