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会長挨拶・役員紹介

会長挨拶

会長
早坂 由美子
 このたび公益社団法人日本医療ソーシャルワーカー協会の会長に就任させていただきました早坂由美子です。当協会は1953年に前身である日本医療社会事業家協会が設立され、2011年に公益社団法人として認可された、わが国におけるソーシャルワーカーの団体としては最も古い歴史を持っています。
 ソーシャルワーカーとは、病気やけが、高齢や障害、生活困窮や虐待などの様々な困りごとや不安を持っている人々に対して、心理・社会的側面から支援を行う専門職です。ソーシャルワーカーは専門職として持つべき価値観を示した倫理綱領を持っており、「人間の尊厳」、「人権」、「社会正義」、「集団的責任」、「多様性の尊重」、「全人的存在」の6つがその原理として定められております。
 このような倫理綱領をもち、保健医療分野、主に医療機関において働いているソーシャルワーカーが当協会の会員です。具体的な業務としては「療養中の心理的・社会的問題の解決、調整援助」、「退院援助」、「社会復帰援助」、「受診・受療援助」、「経済的問題の解決、調整援助」、「地域活動」(厚生労働省健康局長通知より)を行っております。
現在わが国では、少子高齢化が進み、医療・介護資源の偏在、ケアの担い手不足、身元保証人問題など様々な問題が生じています。職能団体としては、前会長の野口百香氏から引き継いだ3つの柱である「基盤整備に向けた取組」、「人の尊厳、人権を尊重するソーシャルワークの推進に向けた取組」、「専門性向上に向けた取組」を中心に据え、できることから一つずつそれらの問題に取り組んで行きたいと思っております。
 当協会は国家資格である社会福祉士の取得を正会員の入会条件としており、加えて精神保健福祉士を取得している者も多くおります。他ソーシャルワーク関連団体、医療関係団体、介護関係団体、障害関係団体、患者会やその支援団体、都道府県の医療ソーシャルワーカー協会等と連携して、国が示している新たな時代に対応した福祉の提供ビジョンである「『地域共生社会』の実現」に向けて、キーパーソンとしてその一翼を担っていきたいと思っております。
 皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

役員紹介

 2025年6月21日に開催した第15回社員総会において役員の改選が行われました。その結果、理事30名、監事2名が役員として承認され、就任しました。また、社員総会終了後に開催された理事会において会長(代表理事)が、その後に副会長及び業務執行理事が選任され、就任しました。役員の任期は、選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時社員総会の終結の時までとなります。(協会定款第27条)

会長

早坂 由美子:北里大学病院


副会長

野田 智子 :JA愛知厚生連 江南厚生病院
小川 晋平 :公益社団法人群馬県医師会 群馬リハビリテーション病院
齋藤 慶子 :医療法人社団ゆみの


業務執行理事

佐藤 杏  :東京大学医学部附属病院
田巻 憲史 :社会福祉法人北海道社会事業協会 帯広病院
名田部 明子:医療法人財団慈生会 野村病院
今尾 顕太郎:別府大学
西田 紀子 :つばめ在宅クリニック


理 事

青木 正恵 :久留米大学病院
上田 竜也 :医療法人インクル サードベース診療所
小川 彩  :医療社会法人河北医療財団 河北総合病院
沖 隆一  :社会医療法人母恋 天使病院
尾崎 麻理 :青森県立保健大学
小原 眞知子:日本社会事業大学
金子 雅仁 :医療法人杏林会 今井病院
郡 章人  :地方独立行政法人 徳島県鳴門病院
小森 有扶子:一般財団法人潤和リハビリテーション振興財団 介護老人保健施設ひむか苑
坂詰 明広 :新潟白根総合病院
坂本 はと恵:国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院
佐藤 顕世 :名古屋市立大学病院
田上 幸輔 :医療法人財団老蘇会 静明館診療所
坪田 まほ :下鶴間つきみ野地域包括支援センター
鶴岡 浩樹 :日本社会事業大学/つるかめ診療所(*)
豊泉 昭子 :医療法人財団はるたか会 あおぞら診療所うえの
西岡 大輔 :京都大学
橋本 恭尚 :医療法人尚仁会 真栄病院
廣野 拓  :介護老人保健施設クオリエ
福井 康江 :公益社団法人日本医療ソーシャルワーカー協会
山脇 克哉 :滋賀県立総合病院


監 事

永井 康幸 :社会保険労務士法人永井事務所(*)
松田 ひとみ:代々木法律事務所(*)