会長会からのお知らせ
第51回中国地区医療社会事業大会
第51回中国地区医療社会事業大会開催要項
1.大会テーマ
「ソーシャルワーカーの視点から『人生最終段階における意思決定支援』を考える」
自分の人生、誰もが迎える人生の最終段階を、自ら意思決定しながら、どのように生きるかは一人ひとりにとって大切な問題である。また、医療現場においても人生の最終段階における医療のあり方は重要な課題と認識され、これまでも様々な議論がなされてきた。2007年には厚生労働省が『人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン』を策定し、患者本人による意思決定を基本とした上、「最善の医療とケアを作り上げるプロセス」を示した。そのような中で、患者の意思を尊重するためのアプローチとしてアドバンス・ケア・プランニング(ACP)が着目され、法的、倫理的側面からの検討も重要視されている。
この人生最終段階の医療の決定プロセスは、医学的適応のみならず、どう生きたいかという患者の価値観に関わる問題であり、その合意形成においてソーシャルワーカーの役割は重要であると考える。しかし、ここで少し立ち止まって考えてみたい。十分な情報があれば患者は意思決定を行うことができるのか、家族や医療者は患者の推定意志を尊重した代理意思決定を行ない得るのか。この非常に困難な課題に取り組む医療チームは、患者・家族へいかにアプローチをし、どのような機能を果たすのか。一方で、地域性や医療機関の特性により、多職種での協力体制が築けず、医師主導となっている現状もあるのではないか。
医療機関の中で“価値”の異なる職種がともに患者・家族の人生に向き合う時、ソーシャルワーカーとしてどのような視点に立ち、その役割を担うべきなのだろうか。まさにソーシャルワーカーの価値が問われているといえるだろう。
本大会では、「ソーシャルワーカーの視点から『人生最終段階における意思決定支援』を考える」を大会テーマとし、意思決定支援に携わるソーシャルワーカーに必要な知識、倫理的配慮について学ぶとともに、そこにおけるソーシャルワーカーの役割について多面的に考える機会にできればと考える。
2.日 時
2017年12月2日(土)10:00~17:15 (9:30より受付開始)
3.会場
岡山コンベンションセンター1階 イベントホール
岡山市北区駅元町14-1
4.対象
中国5県の医療社会事業協会・医療ソーシャルワーカー協会会員、等
*今回は会場に余裕があるため、全国都道府県協会会長会のメーリングリスト
を通じて、他県へも参加を呼び掛ける。
5.会費
3,000円
6.主催
中国5県医療社会事業協会・医療ソーシャルワーカー協会
7.後援(予定)
中国5県
8.大会日程
9:30 受付
10:00 開会 主催者挨拶・来賓祝辞
10:20 講演1(60分)
「『人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン』について」(仮題)
講師:神戸大学大学院医学研究科内科系講座先端緩和医療学分野 特命教授 木澤 義之 氏
11:20 講演2(60分)
「倫理的側面から考える人生の最終段階における意思決定支援」(仮題)
講師:岡山商科大学法学部教授 粟屋 剛 氏
12:20 昼食
13:20 講演3(90分)
「人生最終段階の意思決定支援におけるソーシャルワーカー の役割」(仮題)
講師:一般社団法人WITH医療福祉実践研究所 がん・緩和ケア部 部長 田村 里子 氏
15:00 シンポジウム(各県報告を兼ねる)
コーディネーター:一般社団法人 WITH医療福祉実践研究所 がん・緩和ケア部 部長 田村 里子 氏
17:00 閉会式
17:15 終了
参加申し込み:下記事務局へFAXにてお申し込みください。
参加申込み締切り:2017年10月31日(火)
【お問い合わせ・申し込み先】
(一社)岡山県医療ソーシャルワーカー協会 事務局
〒700-8607 岡山市北区青江2-1-1
岡山赤十字病院 医療社会事業課 内藤絵里
TEL086-222-8811㈹
FAX086-222-9831(直)
1.大会テーマ
「ソーシャルワーカーの視点から『人生最終段階における意思決定支援』を考える」
自分の人生、誰もが迎える人生の最終段階を、自ら意思決定しながら、どのように生きるかは一人ひとりにとって大切な問題である。また、医療現場においても人生の最終段階における医療のあり方は重要な課題と認識され、これまでも様々な議論がなされてきた。2007年には厚生労働省が『人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン』を策定し、患者本人による意思決定を基本とした上、「最善の医療とケアを作り上げるプロセス」を示した。そのような中で、患者の意思を尊重するためのアプローチとしてアドバンス・ケア・プランニング(ACP)が着目され、法的、倫理的側面からの検討も重要視されている。
この人生最終段階の医療の決定プロセスは、医学的適応のみならず、どう生きたいかという患者の価値観に関わる問題であり、その合意形成においてソーシャルワーカーの役割は重要であると考える。しかし、ここで少し立ち止まって考えてみたい。十分な情報があれば患者は意思決定を行うことができるのか、家族や医療者は患者の推定意志を尊重した代理意思決定を行ない得るのか。この非常に困難な課題に取り組む医療チームは、患者・家族へいかにアプローチをし、どのような機能を果たすのか。一方で、地域性や医療機関の特性により、多職種での協力体制が築けず、医師主導となっている現状もあるのではないか。
医療機関の中で“価値”の異なる職種がともに患者・家族の人生に向き合う時、ソーシャルワーカーとしてどのような視点に立ち、その役割を担うべきなのだろうか。まさにソーシャルワーカーの価値が問われているといえるだろう。
本大会では、「ソーシャルワーカーの視点から『人生最終段階における意思決定支援』を考える」を大会テーマとし、意思決定支援に携わるソーシャルワーカーに必要な知識、倫理的配慮について学ぶとともに、そこにおけるソーシャルワーカーの役割について多面的に考える機会にできればと考える。
2.日 時
2017年12月2日(土)10:00~17:15 (9:30より受付開始)
3.会場
岡山コンベンションセンター1階 イベントホール
岡山市北区駅元町14-1
4.対象
中国5県の医療社会事業協会・医療ソーシャルワーカー協会会員、等
*今回は会場に余裕があるため、全国都道府県協会会長会のメーリングリスト
を通じて、他県へも参加を呼び掛ける。
5.会費
3,000円
6.主催
中国5県医療社会事業協会・医療ソーシャルワーカー協会
7.後援(予定)
中国5県
8.大会日程
9:30 受付
10:00 開会 主催者挨拶・来賓祝辞
10:20 講演1(60分)
「『人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン』について」(仮題)
講師:神戸大学大学院医学研究科内科系講座先端緩和医療学分野 特命教授 木澤 義之 氏
11:20 講演2(60分)
「倫理的側面から考える人生の最終段階における意思決定支援」(仮題)
講師:岡山商科大学法学部教授 粟屋 剛 氏
12:20 昼食
13:20 講演3(90分)
「人生最終段階の意思決定支援におけるソーシャルワーカー の役割」(仮題)
講師:一般社団法人WITH医療福祉実践研究所 がん・緩和ケア部 部長 田村 里子 氏
15:00 シンポジウム(各県報告を兼ねる)
コーディネーター:一般社団法人 WITH医療福祉実践研究所 がん・緩和ケア部 部長 田村 里子 氏
17:00 閉会式
17:15 終了
参加申し込み:下記事務局へFAXにてお申し込みください。
参加申込み締切り:2017年10月31日(火)
【お問い合わせ・申し込み先】
(一社)岡山県医療ソーシャルワーカー協会 事務局
〒700-8607 岡山市北区青江2-1-1
岡山赤十字病院 医療社会事業課 内藤絵里
TEL086-222-8811㈹
FAX086-222-9831(直)