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正会員現況集計データ/医療機関用データシステム

日本医療ソーシャルワーカー協会 正会員現況報告

 日本医療ソーシャルワーカー協会(以下、日本協会)では、全国で活躍する正会員の活動をソーシャルワーク専門職の情報として見える化し、様々な協会活動で活用する「会員情報データベース」の仕組みを構築しました。

 本報告では、この会員情報データベースを元に集計したデータを「正会員現況集計データ」として報告します。日本協会では、2023年6月から会員登録情報への入力を正会員へ呼びかけ、入力された情報を使用しています。正会員の任意による入力項目もあり、正会員全数のデータではないものも含まれています。

 集計した結果、まだ正会員全員が入力している状況にはありませんが、日本協会の正会員の状況や活動が以前よりも明確になってきました。また、専門ソーシャルワーカーの紹介依頼やファシリテーターの依頼などにも、この会員情報データベースの情報を活用し始めています。

 私たちソーシャルワーク専門職としての集団が、どのような領域のソーシャルワーカーが協会に参加し、どのような活動をしているのか、その傾向を今後も見える化できる団体として、データ化の取り組みを推進していきます。引き続き、会員の皆様の登録情報の入力へのご協力をお願いいたします(会員登録情報更新のお願い)。

【日本医療ソーシャルワーカー協会 正会員現況集計データ】
2024年度
 

医療機関用データシステム(ソーシャルワークデータシステム~MANBO)

1.医療機関のソーシャルワークデータシステムの開発の経緯
 日本医療ソーシャルワーカー協会(以下、日本協会)では、医療機関で働くソーシャルワーカーのための「データシステム」の開発を行ってきました。このデータシステムは、医療ソーシャルワーカーが日々実践している相談業務の個別ケースを入力することにより、各医療機関で統計を可能とし、対応ケースの検索や様々な場面で集計表等を活用できるシステムです。
 このデータシステムの開発は、第一に全国のデータの統一と標準化を目的とし、第二に職能団体として根拠となるデータを元に、様々な要望をしていく必要があることから、統一したデータによりデータを集約し、ソーシャルワーク実践の根拠となるデータを作成すること、このデータを元に様々な指標化等も目指すことを意図としました。
 また、データシステムの開発費用は高額であり、各医療機関での開発が困難と思われることから、日本協会で開発することで現場のサポートにもなると考え、開発・改良を行ってきました。開発は2008年から開始し、改良を重ね、現在のデータシステムに至っています。

2008年 ソーシャルワークデータ検討委員会設置
2009年 データシステムの開発開始

      ・研究班を設置し、独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業の助成金を得て開発
2010年 「SWHSソーシャルワークデータシステム2010」完成
      ・データシステムのCDを研修会を開催し、約500人に配布
      【SWHS Social Work Data System 2010 病院ソーシャルワーカーの業務指標開発事業報告書
      【SWHSソーシャルワークデータシステム 2010マニュアル

2011年 「SWHSソーシャルワークデータシステムVer.2」を開発
      ・データシステムVer.2のCDを研修会を開催し、約1000枚配布
       ・日本協会でデータを集約・集計するシステムを開発
                  【SWHS Social Work Data System 2010 Ver.2.0 ソーシャルワーク実績データ報告書(2010年4月~9月)    
2016年 「File Maker版データシステムMANBO(Medical Asset Network Board)」を開発
                  ・データシステムの改良は高額でありデータシステムの項目を使用したファイルメーカー版を理事の小野沢医師が開発
                  ・保守・管理はフューブライトに委託
2020年 「MySQL版データシステムMANBO(Medical Asset Network Board)」開発
                  ・クラウドを使用したデータシステムを開発 
2023年  日本協会でのデータシステムの改良は終了、広報は継続
                  ・アースト(フューブライトから社名変更)が医療機関と個別契約並びに改良実施の方法に変更
2025年 データシステムの広報ページ作成 
               ・これまでのデータシステムの評価と今後のMANBOの普及のために、動画等を作成し、ホームページ上に公開
~ 現在も医療機関用データシステム「MANBO」の導入の相談を受け付けています ~

 
2.MANBO(Medical Assent Network Board)の紹介
動画:MANBOのデモ版を使用した操作説明
協力:MANBO導入医療機関 京都済生会病院 医療ソーシャルワーカー 島田 浩 

デモ版:MANBOデモサイト(login ユーザー名:manbo1 パスワード:manbopass)

 
3.MANBOを活用している医療ソーシャルワーカーへのインタビュー
動画:MANBO(ソーシャルワークデータシステム)使っている医療機関に聞いた 
亀田総合病院 医療ソーシャルワーカー 鎌田 喜子 
京都済生会病院 医療ソーシャルワーカー 島田 浩 
インタビュアー:茨城県西部メディカルセンター 飯島 望 

 
4.MANBOを活用した研究の紹介
動画:MANBOの有用性の検証 第73回 日本病院学会 一般演題34医療情報2(がん登録・データ管理と活用)
MANBOチーム 北里大学病院 早坂 由美子

 
5.データ活用に向けてのメッセージ
動画:MANBOを導入したら・・・知りたいことが簡単にわかる!!
みその生活支援クリニック 院長 小野沢 滋 
6.MANBO(ソーシャルワークデータシステム)Q&A
資料:MANBO(ソーシャルワークデータシステム)よくある質問
MANBOサポート担当 アースト医療ITサポート 担当:原田、松山  support@manbo.link

リンク:MANBO紹介サイト
お問い合わせ(MANBOのご相談やお問い合わせ):お問い合わせフォーム